1968年モデルのキャデラック デビルクーペ入庫‼
1968年から2002年まで、カリフォルニア州オレンジカウンティのオーナー様が34年間、
その後海を渡ってはるばる日本へ、
日本では2004年から現在まで現オーナー様が14年間、
アメリカ1オーナー、日本1オーナーの2オーナー車輛。

オレンジカウンティはカリフォルニア州の中でも南部に位置する、南カリフォルニアと呼ばれる地域。
エンゼルスタジアムやカリフォルニアディズニーランド、
ハンティントンビーチ、絶叫マシンが多数のナッツベリーファームなどなど、
有名観光スポットも多数あるカリフォルニア州第2の都市。
1月の平均最高気温は約20℃と1年を通して温暖な気候、
1年の8割以上は快晴といわれているお日様に恵まれた土地。
そんな気候の良い土地で34年間大切に乗られていた車輛。
アメリカを輸出時の最終レポートは62,608mile、
その後日本での14年間を、5,971mile、
計68,579mileという奇跡のような個体。
1968年から2002年の間もアメリカでの整備記録も多数残っており、正真正銘実走行の68,579mile。
ここまで記録が残っている車は私自身も初めて。

エンジンは1968年から新たに搭載された472cu.in(7730cc)エンジン。
ライトグループ、
ミラーグループ、
トリップオドメーター、
イグニッション警告ブザー、
が装備されたのもこの年から。
内外装共にレストアはされておらず、
シート破れや外装色褪せなど御座いますが、年式からすれば当然、
むしろ50年前の車と言う事を考えれば驚くべきコンディション。
エアコン、パワステ、パワーウィンドウ完備、全く不具合御座いません。

全長571cm、
全幅203cm、
高さ138cm、
とても2ドアクーペとは思えないなボディーサイズ。
サバーバンより長くて幅も広いクーペ、
オーバーハングが長すぎてタイヤ止めで停めるとバンパーが当たります。
なんと無駄な車でしょう、
しかしそんな無駄が堪らなくカッコいい1台。
古き良き時代のアメ車をご堪能下さい！